いま起きている気候変動に対し、わたしたちにできること vol.1
~クライメート・リアリティ・リーダーシップ・コミュニティ・トレーニング報告会~
新たな年、2020年がスタートしました。皆様にとって2019年はどのような1年でしたか?多くの方が感じたように、気候変動に対する新たな動きが感じられた年だったかもしれません。過去5年で最も暑い世界気温を記録した年となり、若者たちから始まる気候変動対策を求める声が高まりました。ニュースでも多くの方が知ることになった、グレタ・トゥーンベリさんの発言は大きな反応を生み出しました。
今日、この瞬間も含めて、日々世界各地で気候変動に起因すると捉えられる災害が起きています。2019年の台風19号ではおよそ100名もの死者被害が発生しています。一昨年の2018年では、気象災害の影響が最も大きい被害国とされたのが日本です。西日本豪雨災害、猛暑、そして台風21号による被害、これらの災害による被害総額が少なくとも約358億ドル(約3兆8920億円)にのぼったことが海外でも伝えられました。
これから、この気候変動はわたしたちの暮らしに、どのような影響を与えていくのでしょう?
その影響に対する備えは十分なのでしょうか?
気候変動に対してわたしたちができることはどのようなことなのでしょうか?
わたしたちは対話を始めていく必要があると感じます。
シリーズになるかはまだ未確定ですが、Vol.1と名付けた今回は、アル・ゴア元アメリカ副大統領が創設した「The Climate Reality Project」によって行われたリーダーシップ・コミュニティ・東京トレーニングの報告会を実施します。(報告会は2019年10月実施済)
そのトレーニングの内容を、修了者である宮原さんから情報提供していただきます。情報を聞き、いま何を感じるのか、参加した皆様と一緒に対話しながら確認していきましょう。