相手「佐藤さんはどんなスキルを持っているんですか?」
佐藤「推進・・・力?」
相手「人間力ってやつですか。よく分からないですねぇ」
成果は出せているはず、でも自分自身の強みが漠然としていて説明し難い。
佐藤さんの前職でのほろ苦い一コマが「武器」を見出すことの始まりでした。
「あなたの武器は何ですか?」そう問われて、すぐに答えられますか?
例えば、ポケモンやドラクエを思い出してください。
敵が現れた時、その属性に適した魔法や技を使って戦います。
あまり効果が出ない時は、別の技を身に着けるよう修行に励みます。
この様に、いろいろな課題・場面(=敵)に直面した際に、その時々に有効な行動・思考(=属性)を自ら取捨選択します。
ただ、その効果を検証・改善するためには、漠然としたノウハウのままでは使いこなせません。(日常的に、取捨選択できない)
なので、自分なりのノウハウを定義し、名前をつけ、使いこなしてみる、それが、自分なりの「武器」を見出すということです。
想い出を経験(体系的に整理した記憶)に変え、
経験からスキルを抽出して、
抽出したスキルを「武器」として昇華する
01 想い出を集めて、経験テーマ別に整理する
02 各経験テーマの中から「作為」を見出す
03 02で整理した内容の「作為」に名前をつける
04 名前をつけた「作為」から武器を選ぶ
↓
05 武器の効果検証と品質管理
実践しないと意味がありません。
セミナーで知ったつもりになっていても理解しているのとは程遠い。理解できても実践できる訳じゃない。ちょっと実践できるようになっても上手く活用できるのとは程遠い。
自分の想い出から「武器」を見出し、どのような場面で有効なのか?
武器を見出すプロセスをまずは個人ワークとして実践し、グループで結果を共有し合いました。
なんと福井県在住の大学生が参加!そして、今回のテーマまで発案してくれました。ありがとうございます!!
今回のテーマは下記でした。
・今実践していることが本当にやりたいことなのか検証するにはどうするのか?
・やりたいことを見つけるにはどうすればいいのか?
ワークショップを通して活発な意見が交わされ、いくつかの「武器」を見出し、全体で共有しました。その一部を紹介します。
【最大公約数】
過去の想い出から、幸せややりがいを感じたことを振返ったときに、一番共通項が多かったものを整理するとやりたいことが見えてくるはず。
【v=v0+at(加速度方程式)】
物事の良しあしを判断するときに、初速度(=vo)をみる人は多いが、速度×時間(=at)の概念を観る人は少ない。時間軸を伸ばして、長い目で見た時の効果をみることが、やりたいことかどうか判断するのに有効では?
REPORT
事業構想大学院大学との共創オンラインイベント第6弾を10月27日に開催しました。
「社員のやる気を引き出す働き方改革」を主題にJR九州システムソリューションズ香月社長、水城管理部長にお話いただきました。
簡単にレポートいたします。
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REPORT
「行きたくなる」オフィスをコンセプトとした、株式会社YE DIGITAL本社の改装事例とともに、オフィスづくりの考え方と進め方についてご説明いただきました。登壇者は、改装に携わったオカムラ西日本デザイナー室 室長 片山さんとプロジェクトマネージャー 樋口さんです。簡単にレポートいたします。
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REPORT
変化の激しい時代においても昔と変わらず、大切にしないといけないものは何でしょうか?
今回は松下幸之助が大事にしていた「事業は人なり」をテーマにお話いただきました。ご登壇者は松下経営理念実践インストラクターのパナソニック 久保山さんです。簡単にレポートさせていただきます。
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「これからのはたらく」を知りたい方、考えたい方、つくりたい方、相談したい方、見学したい方、仲間が欲しい方・・・
もし少しでも「ピン」ときたら、お気軽にTieにおたずねください。