コロナ禍において、いつでも・どこでも働ける「どこでもオフィス」の環境整備と
インスピレーションやアイデアが湧き出る場所、集まる価値のある「行きたくなるオフィス」を目指しました。
まずは、「どこでもオフィス」のポイントです。
①オフィスにしかない、をなくす
ペーパーレスや通信機器、Microsoft 365などICTを活用した効率的な情報共有ができるようにしました。
②その場にいないとわからない、をなくす
自宅にいてもストレスなく情報の取得が可能になる環境整備を行いました。
オフィスづくりの進め方について、特徴的なポイントをご紹介します。
プロジェクトスケジュールで、注目して欲しいポイントは2つあります。
1つ目は、オフィス計画・設計およびITインフラの整備に関して、1年以上もの長い年月をかけてじっくりと調査・計画をしている点です。
そして2つ目は、社員の皆様が当事者意識を持ってワークスタイルのチェンジやアップデートをしていく!という高いモチベーションで進められたところです。
一般的には①課題の見える化 ②方向性の明確化 ③あるべき働き方と空間の使い方を浸透化 といったステップをオカムラが一緒に進めていきます。
しかしながらYE DIGITALさんの場合は、上図の黄色部分のほとんどをモチベーション高く、自前で取り組まれました。運用面に関しても常にアップデートされているところが、特徴的なポイントです。
一番大切なことは、そこで働く皆様自身でプロジェクトを牽引していく「自前意識」をいかに持てるかだと思います。
Q:コロナ禍で従業員の意見集約のコツなど教えてください。
樋口:WEBでのワークショップやFormsを使ったアンケート調査などを取り入れた方法があります。
Q:コロナ禍でも「行きたくなる」オフィスの仕組みと近年の傾向について教えてください。
片山:オフィスに行く意味を考える必要があると思います。家で出来ないこと、オフィスでしか出来ないことは何だろうかということをお客様と一緒に考えます。
Q:コミュニケーションが生まれる仕掛けについて教えてください。
片山:人が集まる工夫があるといいかなと思います。YE DIGITAL様では、一例として執務デスクをジグザグ配置にすることで偶発的な出会いが生まれやすくしています。
他にも、コピーコーナーやカフェスペース、ライブラリーなどのマグネットスペースを設けたり、そのスペースに行く動機付けとしてドリンクなどのアメニティや仕事以外の雑誌などを置いておくというのも有効な方法です。
など、その他にもたくさんのご質問をいただきました。
空間ができたから終わるのではなく、今後の働き方を随時アップデートしていくという社員のモチベーションこそが、今回のような「行きたくなる」オフィスを実現する大きな要因だったのかなと思わされました。
片山さん、樋口さんありがとうございました!
ご参加いただきました皆様ありがとうございました!!
10月13日(水)16:00~は、YE DIGITALの実際のオフィスの様子や、そこで働く社員の皆様のインタビューなどを配信致します!是非お申込みください。
REPORT
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「これからのはたらく」を知りたい方、考えたい方、つくりたい方、相談したい方、見学したい方、仲間が欲しい方・・・
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