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クロスロードダイバーシティ編体験会
~開催レポート~


株式会社クオリア様(大阪本社)主催の「クロスロードダイバーシティ編体験会」を開催し27名の方々にご参加いただきました。
カードゲームを通して、多様な人がともに働く現場で起きるさまざまなジレンマをともに考え、理解し、話し合うことができました。
大盛り上がりのイベントとなりました。

クロスロードダイバーシティ編とは

株式会社クオリア 代表取締役 荒金雅子様より「クロスロード」についてご説明いただきました。

クロスロードは、1995年の阪神・淡路大震災において、災害対応にあたった神戸市職員へのインタビューをもとに作成された、カードゲーム形式の防災教材です。
「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」(文部科学省)の一環として、矢守克也氏(京都大学防災研究所准教授*当時)、吉川肇子氏(慶應義塾大学商学部准教授*当時)、網代剛氏(ゲームデザイナー)によって開発されました。

クロスロードは、災害(ジレンマ)を自分事として考えると同時に、他者の価値観やこだわりなどを知り、相互理解を深めることができるツールです!

 

では、クロスロードダイバーシティ編とは?

ダイバーシティ編は、組織の多様性をどのように理解し、活かしていくのか、ダイバーシティ&インクルージョンについて楽しみながら考えるゲームです。
多様な人が働く職場では、異なるアイデアや意見から新しい可能性を発見したり、違いを活かし協働創造がおこるなどのメリットがある一方、対立や衝突、ジレンマなどのコンフリクトも生まれやすくなります。
キャリアや育児、介護、障がい者雇用、LGBT 対応など、判断が難しいケースを問題にすることで、ジレンマを自分ごととして考えると同時に、多様な価値観や考え方に対する相互理解を深めたり、正解のない問題に対して、考える力を養うことが可能となります。

体験!クロスロードダイバーシティ編

実際にクロスロードカードゲーム体験です。

何をやるのかというと
①問題を読み上げる
②各自意思決定する
・問題提示者を含めメンバー全員は、「自分ならどうするか?」を決める
・手持ちのイエス・ノーカードからどちらかを選び、裏向きにして自分の前に出す
③全員がカードオープン
④ルールに基づき、ご褒美「お座布団」が配られる
⑤なぜそれを選んだか、それぞれが短く発言(質問OK.反論や否定はしない)メンバーはお互いに質問や話し合いをする
という流れ。
参加者のいろいろな意見を聞けてとても参考になりますし、座布団が取れると純粋に嬉しい!やはり日本人は座布団に弱いのでしょうか。

 

クロスロードダイバーシティ編 振り返り

カード体験を終え、グループで話し合い、振り返りを行いました

・ゲームだからこそ難しいテーマも発言しやすい
・相手の立場に立ちやすい
・立場や関係性に関わりなくフラットに話ができる
・自分の価値観こそが正しいと信じているが、実はそうではないということに気づける
・答えは一つではないことを理解できる
・多様な視点から深く考えるようになる
・少数派が意見を述べやすくなる

ご参加の方々の多くの意見をいただき、ダイバーシティについて考える貴重な機会となりました!

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