REPORT

副業・複業実践者に聞く!
「人生100年時代」とは「自分の幸せ」を考えること
開催レポート


Tie初のオンラインイベントを4月27日に開催しました。
2月に企画をはじめたこのイベントは、もともと「いつも通り」Tieにお集まりいただき開催する予定でした。
が、コロナ感染拡大の影響を受けリアルでのイベント開催中止を余儀なくされました。
しかし、落ち込んではいられない私たちは、ファシリテーター&登壇者の皆様から多大なるご協力のもと、イベント開催をオンラインに切り替え無事に開催することができました!
記念すべき第1回目は福岡で副業を実践し活躍されている3人の登壇者をお迎えし、「『人生100年時代』とは『自分の幸せ』を考えること」というテーマでお話いただきました。

セッション① 副業(複業)をすることになるまで

セッション①では登壇者の方々それぞれに、今の働き方にいたるまでの経緯と働き方についてお話しいただきました。

※画像の右上はファシリテーターの池田さんです

それでは、3人の登壇者を順にご紹介いたします。

亀井直人さん

富士ゼロックス福岡株式会社に勤務されながら、特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会 理事、 関西大学教育開発支援センター 研究員、SDGs推進ネットワーク in 九州 代表、株式会社プロジェクトデザイン、SDGs Association 熊本 監事(NPO法人準備中)という5つの業をお持ちです。

正式に会社に申請し、それぞれの業が重ならないようバランス調整(副業は休日や有給休暇)し、コミュニケーションツールを使い分け兼業されています。

それぞれの場で様々な価値(お金、人とのつながり等々)、をうけとっている為「副」業という感覚ではなく、全てが大切な位置づけ、という働き方を実践中です。

 

寺崎 正信さん

久留米運送株式会社営業部JITBOXチャーターシステム課に勤務されながら、株式会社ライクブルーカンパニーフェローにて企業の外部講師や大学の講義を行われています。

副業を始められたきっかけは、営業からブランドマネージャー(輸送商品を売る)へ異動となり、その異動先での業務の仕組みが大変難しく、しかしなんとか売りたい!という思いから日本ファシリテーション協会の門戸をたたいたことが転機になられたそうです。そこで学んだファシリテーションや組織開発など学ぶ機会が増え、そうすると次第に本業がうまくいき、さらにこの学びを他でも活かしたいと思うようになるという素晴らしいスパイラル。本業と副業の時間的割合は 8:2くらいで、副業でやっていることを本業に活かせるようにという気持ちで活動を続けられています。

森田 泰暢 先生

福岡大学商学部 准教授として経営組織論の研究・講義を行いながら、一般社団法人ヒマラボ 代表理事を務められています。

これから少子高齢化社会では大人の好奇心を高めていかないと、子供の好奇心が損なわれてしまう可能性が高い為、社会として好奇心が棄損されないようにヒマラボの活動をはじめられたそうです。
不確実で変化の激しい社会だと既存の知識を学んでいる間にその知識が陳腐化する可能性があります。なので新しい仕事のやり方、新しいモノの考え方などを、新しい知識を生んでいくということを研究的活動として支援していきたいという思いから、なんと福岡大学初の法人代表としてご活躍です!

セッション② 今の「働き方」について思うこと

セッション②では

副業やってみて良かったことって何…?
本業との関係ってどうなってるの…?
福岡で働く・副業することについてどう思う…?

など聞いてみました!

亀井直人さん

・副業での考え方・経験のおかげで「経営者的観点」が身に付き、それが本業の提案に活かせている
・ネットワークが広がっていくことで良い作用がある(福岡では特に人とのつながりが重要)

寺崎 正信さん
・自分が所属している組織を俯瞰して見ることができる。そして俯瞰しながらも、組織内にいるので手の打ちようがある
・事業を推進していく上で、本業が右足・副業が左足となっている為、早く走れるという感じ

森田 泰暢 先生
・組織から求められていることではなく、自分がやりたいことに気づくことができる
・実際にやり始めることにより「なぜやるのか」を説明する機会が増える為、自分自身の中で言語化でき自分と向き合いやすくなる
・福岡はノリがよく、何かを始めやすい。また東京ほど競争が激しくない為、純粋に自分と向き合いながら、自分がやりたかった気持ちを大切にできる

などなど、福岡で副業を行うメリットを語っていただきました。

 

参加者&登壇者の皆様のブレークアウトセッション

TieのイベントはリアルでもオンラインでもTWO WAYです!

登壇者の皆様からお話しを聞いた後、参加者の皆様にグループに分かれていただき、それぞれの感想・疑問等々お話しいただきました!

時間が短かったというお声もいただくほど盛り上がったようです!(すみません、今後のプログラムの参考にいたします)

まとめ

今日のファシリテーター 池田さんより「箱と扉」の比喩を用いてまとめていただきました。

私たち人間が「箱」だとすると、箱にある「扉」の数で視点や視座が決まってきます。

形や大きさは様々ですが、扉を持っていることで、新しい世界へのつながりを得ることができ、長く生きる中で大切になってくるのではないでしょうか!

また今回のテーマ「副業」は、やりたいことを実現する場だということが登壇者の皆様に共通していました。つまり、福岡で副業することが「福業=幸せな働き方」につながっていらっしゃるのですね。

記念撮影

皆さま、素敵な笑顔をありがとうございました!

参加者皆さまと記念撮影でイベント終了です!

初めてのオンラインイベント。正直とても不安でした、とても緊張しました。でも、やはり人が集まる・人と繋がる、それがリアルでもオンラインでも最高ですね!

これからもTieは皆様と学び、つながる機会を創出していきます!

 

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